石井康治ガラスア―ト 展光と色彩のイリュージョン 3/28まで

岡山県苫田郡鏡野町 妖精の森ガラス美術館さんでは下期企画展が開催中です。
お知らせを頂きましたので、掲載します。

「石井康治ガラスア―ト 展光と色彩のイリュージョン 季節の彩りを映す」

<趣 旨>
この展覧会は、華やかな色彩と流動的な形態のガラスアートで多くの人々を魅了した石井康治(1946~1996)の作品を紹介するものです。

石井康治はデザイナーとしてものづくりの経歴を始め、ボトルの見本などを作るうちに自分の手でガラスを作りたいと思い、1977年にガラス作家として制作を始めます。

1991年、青森の三内丸山に工房を開設し1996年に急逝するまで、スタジオグラスの自由な造形やヴェネチアンガラスの技法などを取り込み
「環象文器」、「樹映」、「彩花文器」などを次々に発表します。

樹映「秋の景」1995 ガラス筥「花筏」1996  彩花文器「憧」1996 

そこには熱く軟らかいガラスが冷えて硬くなる間のある一瞬だけ姿を見せる、ガラスの華麗な色彩と姿が永遠に凍結され、独自の「光と色彩のイリュージョン」の世界を作っています。

当館の企画展では生涯の作品のうち大型作品20点、小品10点を展示します。季節の彩りをガラスの光と色彩の中に映し出した、芸術性の高いガラス作品をお楽しみください。

<開催要項>

会 期:2010年9月29日(水)~ 2011年3月28日(月)
会 場:妖精の森ガラス美術館 2階企画展示室
主 催:妖精の森ガラス美術館
監 修:金子賢治 :茨城県陶芸美術館館長 前東京国立近代美術館工芸館工芸課長
協 力:石井けい子:株式会社石井グラススタジオ
大堀一彦 :株式会社アロー・アート・ワークス

<付帯催事>
記念講演:金子賢治 10月31日(日) 14:00
妖精の森ガラス美術館 2階学芸研究室

<サイト>
妖精の森ガラス美術館

///日本ガラス工芸学会 ///
ガラスの研究者、愛好者、制作者をはじめ、ひろくガラス全般に関わる人々からなる団体です。
会員相互の連繋、情報交換などによって、ガラス研究やガラス文化の振興をはかることを目的としています。
会の趣旨にご賛同いただける方ならどなたでもご入会いただけます。
HP 日本ガラス工芸学会 j-glass.org

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