7/20(土)21(日)岡山市立オリエント美術館『古代ガラス-色彩の饗宴』展見学とフォーラム参加の旅

7/21(日)更新 2013年度岡山見学旅行が開催されました。美術館・フォーラムの様子を掲載しました。

岡山市立オリエント美術館『古代ガラス-色彩の饗宴』展見学とフォーラム参加の旅

岡山市立オリエント美術館『古代ガラス-色彩の饗宴』

日本ガラス工芸学会会員各位

梅雨の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、日本ガラス工芸学会では来る7月20日(土)と21日(日)岡山市立オリエント美術館にて開催中される「古代ガラス-色彩の饗宴-」展(7月6日~9月1日)の見学会と翌日21日(日)開催のフォーラム「古代ガラス-色彩の饗宴」への参加を企画しました。

「古代ガラス -色彩の饗宴-」展

今から4500年ほど昔、北メソポタミアで生み出された人工の物質・ガラスは、なめらかな質感と透明な美しさで人類を魅了し続けてきました。

砂漠が広がり、色彩的刺激に乏しいオリエント世界では青や緑、赤色の色石を用いた装飾品が好まれました。初期のグラスはラピスラズリの紺碧、トルコ石の青緑、カーネリアンの深紅、アメジストの赤紫など、色石の色彩を再現しようとしています。また大理石や縞瑪瑙の作り出す独自の縞文様を再現しようとしたものもあり、まさに人工の貴石として珍重されていたようです。さらに高速化していった技術は、モザイクガラスやゴールドサンドイッチガラスなど、天然石を越えた人工の美を生み出しました。

本展では大英博物館が所蔵する世界的名宝と国内の優れたガラスコレクションから、ガラスが貴石と同等の価値を持っていた時代の秘められた美意識を読みといていきます。貴石への憧れを超え、ガラスの特性を巧みに利用し新しい美の世界が創造されていく課程を、どうぞご堪能下さい。

展示会HPより抜粋
皆様ふるってお出かけください。

【日程詳細】

20日(土)
13時~14時半 中井泉(東京理科大学)講演「ガラスの魅力を科学する」
15時~17時 展示会見学(展示会に携わった会員によるスポット解説あり)

21日(日)
13時半~17時頃
フォーラム「古代ガラス-色彩の饗宴」
フォーラム参加者
谷一尚(本展示会監修者)
松島巌(ガラス作家)
迫田岳臣(倉敷芸術科学大学技術員・ガラス作家)
並木秀俊(東京藝術大学助教・截金研究者)
東容子(MIHO MUSEUM 学芸員)
司会 四角隆二(岡山市立オリエント美術館)・山花京子(東海大学)

岡山市立オリエント美術館『古代ガラス-色彩の饗宴』 フォーラム「古代ガラス-色彩の饗宴」 の様子

【会場】
岡山市立オリエント美術館
〒700-0814 岡山市北区天神町9-31
TEL : 086-232-3636 FAX : 086-232-5342
E-MAIL : orient@city.okayama.jp
地図はコチラから→ http://www.orientmuseum.jp/page02.php#num02
●JR
岡山駅東口より路面電車「東山」行きで約5分、「城下(しろした)」下車、左手すぐ
●JR岡山駅東口より徒歩15分。※美術館には来館者用駐車場はありませんが、
市営天神町駐車場をご利用の場合は、美術館受付にて、割引券(1台1回につき100円)を交付します。

【展示会料金等】

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