2/17(土) 第37回 日本ガラス工芸学会・研究会〔関東〕のご案内

日本ガラス工芸学会 第37回 日本ガラス工芸学会・研究会〔関東〕のご案内

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は日本ガラス工芸学会の行事にご賛同・ご協力いただきまして誠にありがとうございました。新年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年初めの研究会の発表は、
日本のガラス史を調査し、記録する「江戸・東京ガラス」の活動報告、
そして正倉院御物の復元で話題になりました「十二曲杯」の発表です。

また、研究会後には懇親会も計画しております。年明けをガラス談義で始めましょう。皆様ふるってご参加いただけますよう、お願い申し上げます。

日時:2018年2月17日(土)

開場 15:00

発表(質疑応答含む) 

15:30~16:15 タイトル:「江戸・東京ガラスの研究(1)概要と今後の課題(仮題) 」

発表者 江戸・東京ガラス研究会(藤原信幸・井上曉子・齊藤晴子・清水祐一郎・堀口徹・大場和十志(順不同))

現在の東京地方では江戸時代後期からガラス生産が行われ、維新後は西洋式製法を取り入れて大きく発展し地場産業を形成してきた。しかし、多くの部分で手作業を残す伝統的技法はグローバル化等に伴い縮小を余儀なくされ、技術や歴史を知る関係者も減りつつある。当研究グループではこの産業を発展させてきた社会的・地理的背景や産業構造を把握して記録を残す為に調査を開始し、第一回となる今回の発表では江戸・東京ガラスの歴史と調査計画を紹介し、課題の洗い出し等を行う。

休憩 15分

16:30~17:45

タイトル:「正倉院 緑瑠璃十二曲長坏 再現制作の報告」

発表者 迫田岳臣

2017年10月 第69回正倉院展が奈良国立博物館にて開催された。

出陳された緑瑠璃十二曲長坏は、昭和20〜30年代にかけ調査されて以来詳しい調査がされておらず、「中国製で吹きガラスによって作られた」とされる報告がそのまま継承されてきた。近年、その説を見直す機運が高まり、検証することになった。今回は、イスラムガラスの調合で吹きガラス、電気炉での鋳造、プレスによる再現制作を行った。

研究会参加について:

会員の皆様の研究会へのご参加は無料です。非会員の方々の参加については、参加費500円を頂戴いたします。

会場の椅子準備の関係上、ご参加になる方は前もって2月10日までに事務局あるいは山花のメールアドレス yamahana_kyoko_egy☆tokai-u.jp(☆を@へ変更してください)へご連絡いただけますよう、お願いいたします。

場所:

日本ガラス工業センター(左記「新事務所」) 地下一階会議室

〒169-0073 東京都新宿区百人町3-21-16

最寄り駅:JR新大久保または大久保

当日の連絡先:研究企画理事 山花

090★9367★2701(黒★=ハイフン)

入場方法:

本会場はセキュリティー上、常時開扉はしておりません。できるだけ15:00~15:30の間にご入場下さい。ご協力をお願いいたします。

新年会について:

研究会の後には新年会を予定しています。お一人の予算は5000円です。新年会に参加ご希望の方は事務局か、上記のメールアドレスに2月10日〔土〕までにご連絡ください。それ以降のキャンセルについては、実費をお支払いいただくことになりますが、悪しからずご了承願います。

以上

皆様のご参加をお待ち申し上げます。

関東研究企画委員

藤原信幸・奥野美果・山花京子

事務局 井上暁子

///日本ガラス工芸学会 ///
ガラスの研究者、愛好者、制作者をはじめ、ひろくガラス全般に関わる人々からなる団体です。
会員相互の連繋、情報交換などによって、ガラス研究やガラス文化の振興をはかることを目的としています。
会の趣旨にご賛同いただける方ならどなたでもご入会いただけます。
HP 日本ガラス工芸学会 j-glass.org

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