19/1/5(土) 第40回日本ガラス工芸学会・研究会〔東京)のご案内

日本ガラス工芸学会

第40回日本ガラス工芸学会・研究会〔東京)のご案内

 

師走の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

本年は12月1 日に東京理科大学にて日本ガラス工芸学会2018年大会が開催され、みなさまのガラス研究を軸に様々なジャンルにわたった研究発表が展開されました。 ご参集いただいた方々に心よりお礼を申し上げます。

さて、今回のご案内は、新しい年にふさわしく、新進気鋭の若手作家と若手研究者の登壇となります。前回と同様、興味深い議論が展開されることと期待しております。また、研究会の後には新年会も準備しておりますので、皆様ふるってご参加いただけますよう、お願い申し上げます。

日時:2019年1月5日(土)

開場 13:00

発表(質疑応答含む)

13:30-15:00 「胎吹きガラスによる感覚的洞察と女性性の可視化」 
発表者 治部亜美香

「胎吹きガラス] とは、筆者による造語で、金属や陶磁器を胎とし、ガラスを吹き込み、成形する吹きガラス技法のーつである。胎にガラスを吹き込む瞬間、予測不可能な現象が起きる。そこで生まれた形や表情から、理屈の及ばない世界、深層心理にある抑圧からの解放や、生命のエネルギーなど、様々なイメージを連想させる作用があると考える。これらの感覚的洞察から、秘めたる女性性を創出し、自己のパフオーマンスの向上へと展開し、述べていく。

jibu
「Woman power」
(映像作品 部分)

休憩15分

 

15:15-16:45

「東アジアからみた7 世紀から13 世紀の日本のガラス製品に関する研究」
発表者 林佳美
hayashi

2017年度に東京藝術大学に提出した博士論文では、現存資料からみた日本における「ガラスの国産化」の特徴とその意義を示すことを目的とし、東アジアを含む包括的な視野に立ちながら、7 世紀から13 世紀の国内二次生産技術とガラス製品の国内需要について検討した。本発表では同論文の内容紹介が主となるが、2018年度より取り組んでいる新たな研究課題もあわせて紹介することで、 日本ガラス工芸史の通史的な理解にむけた課題と展望を述べたい。

 

研究会参加について :
会員の皆様の研究会へのご参加は無料です。 非会員の方々の参加については、参加費500 円を頂戴いたします。
会場の椅子準備の関係上、ご参加になる方は前もって
事務局あるいは山花のメールアドレス yamahana_kyoko_egy☆tokai-u.jp (☆を@へ変更してください) へご連絡いただけますよう、お願いいたします。

場所:
一般社団法人 日本硝子製品工業会
〒169-0073 東京都新宿区百人町3-21-16
最寄り駅: JR 新大久保、大久保
当日の連絡先:
研究企画理事 山花

新年会について :
研究会の後には新年会を予定しています。 お一人の予算は5000 円です。 新年会に参
加ご希望の方は事務局か、上記のメールアドレスに12 月28 日 (金)17 時までにご連絡くだ
さい。それ以降のキャンセルについては、実費をお支払いいただくことになりますが、悪しから
ずご了承願います。

///日本ガラス工芸学会 ///
ガラスの研究者、愛好者、制作者をはじめ、ひろくガラス全般に関わる人々からなる団体です。
会員相互の連繋、情報交換などによって、ガラス研究やガラス文化の振興をはかることを目的としています。
会の趣旨にご賛同いただける方ならどなたでもご入会いただけます。
HP 日本ガラス工芸学会 j-glass.org

当ブログでは会員の皆さまからの情報を御待ちしています。