12/19(日)第58回オンライン研究会 「カット・ガラス研究 3 」ご案内

日本ガラス工芸学会
第58回オンライン研究会のご案内
「カット・ガラス研究 3 」

会員各位
向寒の候、
時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年の研究会は10月、11月、12月とカット・ ガラス(切子ガラスを大きなテーマとして進めています。10月と11月にはサーサーン・ガラスのタイプと分布、その成分組成を学びました。現在知られているサーサーン朝のカット・ガラスは表面の風化が著しく、用いた道具や往時のカット技術 の検討は進んでいません 。そこで次回研究会で は、現代の切子職人の視点から、 正倉院宝物白瑠璃碗(円形切子碗の制作に必要な技術や道具の特徴について提言を行います。 江戸切子の技術を継承する堀口切子の工房をお借りし、デモンストレーション動画 を視聴していただきながら、サーサーン朝時代の切子技術について、考察していきたいと思います。
今回の研究会はオンラインのライブ形式で行います。会員以外の方々もご視聴いただける一般公開の研究会ですので、皆様の周囲の方々にもお声
掛けいただき、お誘いあわせてご参加ください。

角度測定ゲージでのカット角度測定風景


【日時】
日時:2021年12月19日(日)13:00-15:00|
オンライン配信:Zoom によるミーティングシステムを使用します。
司会:山花京子(研究企画理事)

開場 12:45
13:00 ライブ研究会
適宜休憩をはさみます
14:30 質疑応答
15:00 閉会

【研究会発表 題目と要旨 】
発表者:堀口徹(三代秀石 株式会社堀口切子代表)
清水 祐 一郎(株式会社 清水硝子)
四角隆二(岡山市立オリエント美術館)


演題:江戸切子とサーサーン朝のカット・ガラス――切子職人の視点から

要旨:四角会員の発表四角会員の発表ではでは面カットやレリーフカットや線カットなど多様な切子ど多様な切子を報告しを報告し、用いられられたホイール形状などを想定しましたが、サーサーン・ガラス特有の顕著な風化は技術の詳細な検討を困難なものとしてきました化。以上を踏まえ、以上を踏まえ、道具の選択から一連の作業の流れ一連の作業の流れやその特徴ついて、現代の江戸切子生産の現場から再現加工を交えつつ提起します。現在のものづくりの視点から、当時の作り手の効率や工夫、あるいは精度の高低等について感じている事をご紹介します。

【申し込み方法】
下記のリンクをクリックし、フォームを送信してください。。
https://forms.office.com/r/5vYpNLhm4u

【締め切り日】12月18日17時
ご参加にはパソコン(あるいはスマホやタブレット)と、ご自身のメールアドレスとインターネット環境((Wi-Fiなど)が必要となります。ご不明の場合は、下記の連絡先アドレスにご一報いただけますよう、お願いいたします。

申し込み締め切り日は12月18日17時時とさせていただきます。Zoomリンク先の配布は夜に行います。お申し込みをされた方で、23時時までにZoom招待が届いていない招待が届いていない方はお知らせください。

キャンセルの際は下記メールアドレスにご連絡ください。
【問い合わせ先メールアドレス】
yamahana_kyoko_egy★tokaitokai-u.jp (★印を@に変更してお送りください)
山花京子(研究企画理事)

皆様のご参加をお待ちしております。

研究企画委員
研究企画委員:山花京子・奥野美果・近岡令・村串まどか・堀口徹
事務局
事務局 井上暁子

///日本ガラス工芸学会 ///
ガラスの研究者、愛好者、制作者をはじめ、ひろくガラス全般に関わる人々からなる団体です。
会員相互の連繋、情報交換などによって、ガラス研究やガラス文化の振興をはかることを目的としています。
会の趣旨にご賛同いただける方ならどなたでもご入会いただけます。
HP 日本ガラス工芸学会 j-glass.org

当ブログでは会員の皆さまからの情報を御待ちしています。