6/11(土) 第60回オンライン研究会「喜界島のガラス 」

日本ガラス工芸学会 第60 回 オンライン研究会「喜界島のガラス 」

※会員限定企画となります

会員各位
新緑の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
ちょうど昨年の今頃、北海道のガラスについてのオンライン研究会を行いました。その際、北海道とも関連する可能性のある喜界島のガラスについて知りたい、という会員のお声があ りました。
そこで、本年度は第一人者である奈良文化財研究所の田村朋美会員を発表者に招き、喜界島のガラスの分析結果から中世の交易ネットワークを中心にお話をいただくことになりました。皆さま奮ってご参加ください。
なお、今回は会員限定の企画 となります。ご理解いただけますようお願いいたします。

【タイトルと発表者】
喜界島のガラス―城久 (ぐすく)遺跡群出土のガラス玉―
田村朋美 奈良文化財研究所 都城発掘調査部 考古第一研究室(埋蔵文化財センター兼任)
要旨】
日本では 奈良時代の終わりに国産鉛ガラスの生産が衰退します。 10 世紀後半に中国から新しいタイプのカリ鉛ガラスが流入し、11 世紀後半以降ガラスの生産と流通が復興します。12 世紀になると玉類としての流通が本格化し、喜界島でも 12 世紀の城久遺跡群からカリ鉛ガラス製の玉類が多数出土しています。今日は喜界島の城久遺跡群から出土したガラス玉を中心に、鉛同位体比からわかってきた産地と流入経路について紹介します。

【日時】
日時:2022 年 6 月 11 日(土)
13:30~15:00
オンライン配信:Zoom によるミーティングシステムを使用します。
開場13:15
13:30 オンライン見学会 開始 司会進行:研究企画 委員長 山花京子
休憩
14:30 質疑応答
15:00 閉会
【申し込み方法】
下記のリンクをクリックし、フォームを送信してください。
https://forms.office.com/r/Z78RzEC9yE

【締め切り日】6月9日正午


ご参加にはパソコン(あるいはスマホやタブレット)と、ご自身のメールアドレスとインターネット
環境( Wi-Fi など)が必要となります。ご不明の場合は、下記の連絡先アドレスにご一報いただけますよう、お願いいたします。
申し込み締め切り日は6 月 9 日正午 とさせていただきます。
Zoom リンク はフォーム送信後に自動返信によって参加者に送付されます。
お申し込みをされた方で、前日までに Zoom 招待が届いていない方はお知らせください。
キャンセルの際は下記メールアドレスにご連絡ください。
【申し込み先・問い合わせ先メールアドレス】
yamahana_kyoko_egy ★ tokai u.jp (★印を に変更してお送りください)
山花京子(研究企画 委員長)
皆様のご参加をお待ちしております。


研究企画委員
山花京子・村串まどか・奥野美果・近岡令・堀口徹
事務局
井上暁子

///日本ガラス工芸学会 ///
ガラスの研究者、愛好者、制作者をはじめ、ひろくガラス全般に関わる人々からなる団体です。
会員相互の連繋、情報交換などによって、ガラス研究やガラス文化の振興をはかることを目的としています。
会の趣旨にご賛同いただける方ならどなたでもご入会いただけます。
HP 日本ガラス工芸学会 j-glass.org
当ブログでは会員の皆さまからの情報を御待ちしています。