更新 「ガラスの文明史」 黒川様のご案内文と、セラミックス協会誌の書評

「ガラスの文明史」のご案内

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「この書が、ガラスに興味をお持ちの方々のご参考になれば幸いである。 黒川高明」

当学会会員の黒川様が 「ガラスの文明史」 を上梓されたました。

頂きましたご著書のご案内文を下記に、一部を抜粋してご紹介します。

以下抜粋(順不同)

「ガラスは今から約5000年前人類が初めてつくった物質で、その優れた性質から現在までたえることなくつくり続けられてきた。今日ではガラスなしでの生活は考えることはできない。」
「10数年前に現役を退いてから、中世の北西ヨーロッパでつくられたヴァルトグラスを中心にガラスの技術・製造の歴史を調べてきた。」
「古代のガラス職人達(クラフトメン)は現代のような技術もなしに、人の心をひきつける魅力的なガラスをつくっていた。 5000年におよぶガラスの長い歴史の中には、非常に盛えた時期と、停滞した時期が何回か繰り返された。」
「ガラスの歴史については、多くの優れた書籍があるが、それらは主に工芸の立場から書かれている。製造・技術の観点か書かれたガラスの歴史書は国内には少ないので、今回国内外の書籍、文献をもとに纏めた。」

「この書が、ガラスに興味をお持ちの方々のご参考になれば幸いである。 」

いただきましたご案内文全文(A4版2枚)は、 日本ガラス工芸学会のサイトに掲載しています。「ガラスの文明史のご案内」 こちら(PDF) ぜひご覧ください。

また、日本セラミックス協会発行の協会誌「セラクックス」5月号に掲載予定の書評が届きました。併せて掲載します。

「ガラスの歴史に関する書籍といえば,工芸品,美術品としての観点から書かれたものがほとんどであろう.本書はガラスについて技術的な切り口で文明史を比較解説しており,この点が非常に新鮮である。」

新刊本紹介書評の全文(A4版1枚)は、 こちら(PDF) ぜひご覧ください。

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ガラスの研究者、愛好者、制作者をはじめ、ひろくガラス全般に関わる人々からなる団体です。
会員相互の連繋、情報交換などによって、ガラス研究やガラス文化の振興をはかることを目的としています。
会の趣旨にご賛同いただける方ならどなたでもご入会いただけます。
日本ガラス工芸学会
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