町田市立博物館では、来る9/10(土)より
「青野武市作品受贈記念 ―ガラスに、彫る― 日本のグラヴィール」
が開催されています。当学会後援。
会期は11/27(日)まで。
「「グラヴィール」とは、銅盤などの回転工具でガラス表面を削り、絵画的な文様を表す技法で、「グラヴュール」「ホイール・エングレーヴィング」とも呼ばれます。
西洋では17世紀初め頃に確立した技法で、日本でこの技法が始められた時期は判然としませんが、江戸時代の作例とされるものが遺っています。
明治に入ると、官営ガラス工場に雇い入れられたイギリス人技師によって、カットの技法とともに西洋のグラヴィール技法が伝えられました。
本展覧会は、近代日本を代表するグラヴィール作家の一人である青野武市(あおのたけいち。1921年-2011年)の作品87点が町田市に寄贈されたことを記念して開催されます。
江戸・明治期に作られたものから現代の作家の作品まで、確かな技術に裏打ちされた繊細かつ優美な作品約120点をご紹介いたします。」
サイトより
会期中、一部作品展示替えがございます。
また、武政健夫氏の作品3点は、10月16日(日曜日)から11月9日(水曜日)までの展示予定です。
期
日時
2016年9月10日(土曜日)から11月27日(日曜日)午前9時から午後4時30分
休館日
毎週月曜日(ただし9月19日、10月10日は開館、9月20日、10月11日休館)
入館料
一般300円(中学生以下無料、障がい者半額)
主催
町田市立博物館
後援
日本ガラス工芸学会
サイト
https://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/museum/garasu.html
///日本ガラス工芸学会 ///
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HP 日本ガラス工芸学会 j-glass.org
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