富山市ガラス美術館では、企画展「高橋禎彦 playtime」が開催されています。
「高橋禎彦(1958-)は、多摩美術大学でガラス制作を学び、在学中に京都で開催された世界クラフト会議に参加したことをきっかけに、ガラス作家の道を歩みます。会議のなかで、ガラスで自由な表現を切り拓く海外作家たちに触発された高橋は、その後様々な方法を作品に取り入れながら、ガラスの多彩な表情を引き出してきました。
特に溶けたガラスを扱うホットワークによる作品は、制作のなかで感じるガラスの粘性や動きを生かして作られています。柔らかなフォルムや滑らかな表面は、溶けたガラスの重みや遠心力といった、素材に加わる原理的な力をコントロールしながら、無駄のない動作によって形作られます。ガラスの反応と対話するなかで、遊ぶように素材に働きかける高橋の作品はどこか謎めいた姿をもち、その感触について見るものの想像を促します。
本展では、今回新たに制作された作品を中心に、高橋の近年の活動をご紹介します。コラージュのように異なるパーツが組み合わされた「謎」や、生きることと向き合うなかで生まれた「置いてきたもの」といった作品から、高橋の作品がもつ魅力に迫ります。」
富山市プレスリリースより 富山市ガラス美術館 企画展のお知らせ | 富山市のプレスリリース | 共同通信PRワイヤー (kyodonewsprwire.jp)
期
季刊 2021年3月6日(土)~2021年6月22日(火)
会場 富山市ガラス美術館3階 展示室3
時間 午前9時30分~午後6時(金・土曜日は午後8時まで、入場は閉場の30分前まで)
閉場日 3月17日(水)、4月7日(水)、4月21日(水)、5月12日(水)、5月19日(水)、6月9日(水)、6月16日(水)
観覧料 一般800円(600円)、大学生600円(500円)
インタラクション:響きあうこころ展との共通観覧券・2021年4月同時開催企画展との共通観覧券あり
出品作家 高橋 禎彦
主催 富山市ガラス美術館
後援 北日本新聞社、富山新聞社、北日本放送、チューリップテレビ、富山テレビ放送
///日本ガラス工芸学会 ///
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