会員のガラス作家由水直樹さん(HALI’S Glass Art Studio)が、7/8(木)誠文堂新光社より
『ガラス工芸の基本技法 パート・ド・ヴェール 型に詰めたガラスパウダーを電気炉で熔かして作るインテリア・器・アクセサリー』
を上梓されますので、ここにご紹介します。
古くて新しいガラス技法「パート・ド・ヴェール」の作品を作ってみませんか?
古代に発祥し、アール・ヌーヴォー期にフランスで蘇り花開いたガラスの成型技法、パート・ド・ヴェール。日本語では「練りガラス」を意味するもので、粘土などの原型から耐火石膏で鋳型を起こし、パウダーや粒などのガラスを調合して詰め、電気炉(キルン)で焼成して作品をつくります。金属の鋳造と同じ技法をガラスで行うもので、「ガラスの鋳造」とも言えます。
本書は、紹介している書籍がほとんどないこの技法について、基本から応用まで詳しく解説します。
インテリアなどの作品から、アクセサリー、器など、パート・ド・ヴェールの魅力を味わえる18の魅力的な作品づくりを通じて、スタンダードな5つの型取り法をはじめ、一通りの技法を学べる構成になっています。
誠文堂新光社 書籍ページより https://www.seibundo-shinkosha.net/book/craft/64477/
画像 同社プレスリリースより
書誌情報
著者 由水 直樹
仕様 B5判、176頁
定価 3,520円(税込)
発売日 2021年7月8日(木)
ISBN 978-4-416-52006-2
///日本ガラス工芸学会 ///
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