1/27 第71回研究会「天平のきらめき 正倉院のガラス宝物 復元品の制作秘話 」(会員限定・対面形式)


新年は重苦しい幕開けとなりました。このたびの地震に際し被災地にお住まいの会員、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
さて、以下のとおり1月27日(土)に研究会を開催いたしますので、お知らせ申し上げます

第71回研究会(会員限定・対面形式)
「天平のきらめき 正倉院のガラス宝物 復元品の制作秘話 」

会員各位
霜寒の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
12月23日から2024年2月25日まで明治神宮ミュージアムにて「正倉院宝物を受け継ぐ―明治天皇に始まる宝物模造の歴史」展(正倉院宝物を受け継ぐ ―明治天皇に始まる宝物模造の歴史―)が行われており、本学会会員迫田岳臣氏の復元作品(瑠璃魚形・瑠璃小尺)も展示されています。
そこで、学会では復元品が東京で展示されている期間に合わせて迫田氏を東京にお招きし、氏が2年の歳月をかけて携わったプロジェクトについて語っていただく機会を設けました。
研究会は日本ガラス工業センタービル(日本硝子製品工業会)にて会員限定の対面形式で行います。この機会にぜひ足をお運びいただき、あらためて明治神宮ミュージアムの展示をお楽しみください。
また、研究会後には新年会を予定しております。文末の参加申し込みフォームにご記入いただきますようお願いいたします。なお、研究会と新年会の申し込みフォームは別々に準備しておりますため、両方の会にご参加の方はご面倒ですが2つのフォームに回答をお願いします。

発表者:迫田岳臣会員 (倉敷芸術科学大学 ガラス領域 主任技術員)

要旨
正倉院のガラスが調査されたのは60年も前の昭和34-36年。それ以来本格的な調査は行われていない。
今回、ガラスが初めて再現模造事業の対象として選定され、2年かけて「瑠璃小尺」2点・「瑠璃魚形」4点の復元制作をおこなった。
初年度は各色ガラスの調合・溶解・ガラス塊の制作。次年度はそこから形状を削り出し、研磨、彩色、納品。
これらの過程を、画像を中心に報告します。

正倉院展HPよりYouTube動画
史上初 復元品の制作に密着!天平のきらめき 正倉院のガラス宝物
https://www.youtube.com/watch?v=RT2gZJMrBIc

日時: 2024年1月27日(土) 14:30~16:30 (14:00開場)
場所:日本ガラス工業センタービル(東京都新宿区百人町3丁目21-16
14:00 開場
14:30 開始 司会進行:研究企画理事 山花
迫田氏による講演
16:00 ディスカッション形式の質疑応答 (ディスカッサント:迫田氏・山花)
16:30 閉会

締め切り日
研究会の申し込み締め切り日 2024年1月25日(木)23:45
新年会の申し込み締め切り日 2024年1月20日(土)

研究会への申し込み方法
下記のリンクをクリックし、フォームを送信してください。
https://forms.office.com/r/AhDVCzmAGj
新年会への申し込み方法
下記のリンクをクリックし、フォームを送信してください。
https://forms.office.com/r/9ucvztFkjQ

注意等
キャンセルの際は下記メールアドレスにご連絡ください。
申し込み先・問い合わせ先メールアドレス
yamahana_kyoko_egy★tokai-u.jp (★印を@に変更してお送りください)山花京子(研究企画理事)

※新年会に関する問い合わせは以下にご連絡ください。
murakushi★meiji.ac.jp(★印を@に変更してお送りください)村串まどか(研究企画理事)

なお、12月23日から2024年2月25日まで
明治神宮ミュージアムにて「正倉院宝物を受け継ぐ―明治天皇に始まる宝物模造の歴史」展
(正倉院宝物を受け継ぐ ―明治天皇に始まる宝物模造の歴史― (shosoin-meijijingu.jp))が行われており、
本学会会員迫田岳臣氏の復元作品(瑠璃魚形・瑠璃小尺)も展示されています。

皆様のご参加をお待ちしております。
研究企画委員:山花京子・村串まどか・奥野美果・近岡令・堀口徹・林佳美
事務局 井上暁子