日本ガラス工芸学会元会員の故山口勝旦氏が、現代にいたる東京のカットグラスの系譜等を調べられた著書『江戸切子』が、新装版として再版されることなりましたので、ここにご紹介します。
『江戸切子』
「再び注目の江戸切子の集大成!!
日本のガラス工芸の分野で、薩摩切子と並び称される江戸切子。
天保時代から続く江戸切子に注目が集まっている。そのルーツから現代までの集大成が新装判としてよみがえった。」
山口勝旦氏
昭和20年埼玉県に生まれる。川口商業高等学校(現川口市立川口高等学校)卒業後、プラスチックインジェクション成形技術を学ぶ。ヤマグチプラスチック工業代表取締役のかたわら江戸切子の研究、取材を進めて弊社「目の眼」に連載。その後平成5年に単行本化。現在は鬼籍に入っている。
定価 本体2,300円+税 ISBN978-4-89806-322-4 発売中
同書は、日本図書館協会による日本図書館協会選定図書にも認定されました。
江戸切子―その流れを支えた人と技
著者:山口 勝旦 販売元:里文出版 Amazon.co.jpで詳細を確認する
また、里文出版さんからは、加藤紘一 著『アートなガラスの材料学』も出版されました。
ガラスの書籍として合わせてご紹介します。
「ガラス工芸を学ぶ作家志望者必見!!
ガラス工芸の基本はガラスの特性を把握するところから。作品作りに必要なガラス材料からガラスの特性までを詳しく易しく解説した1冊。」
《本書の主な内容》
第1章 ガラスは変わり者/第2章 ガラスもいろいろ/第3章 ガラスは何から/第4章 ガラスを熔かす/第5章 ガラスは動く/第6章 ガラスと光の競演/第7章 多彩なガラス素地/第8章 ガラスのいろいろとアート
A5判並製、168頁 定価 本体2,200円+税 ISBN978-4-89806-318-7 発売中
アートなガラスの材料学
著者:加藤 紘一 販売元:里文出版 Amazon.co.jpで詳細を確認する
詳細は、里文出版さんのwebでご確認ください。
里文出版のブログ LIVE ON ~ りぶんブログより
江戸切子 新装版 その流れを支えた人と技 山口勝旦 著
アートなガラスの材料学 加藤紘一 著
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ガラスの研究者、愛好者、制作者をはじめ、ひろくガラス全般に関わる人々からなる団体です。
会員相互の連繋、情報交換などによって、ガラス研究やガラス文化の振興をはかることを目的としています。
会の趣旨にご賛同いただける方ならどなたでもご入会いただけます。
日本ガラス工芸学会
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