京都府長岡京市の宇津久志1号墳出土のガラス玉(宇津久志1号墳出土重層ガラス玉)が化学分析の結果、
帝政ローマで製造されたローマガラス(ナトロンガラス)のガラス玉が判明しました。
「ローマ・ガラスの特徴であるナトロンガラス製の重層ガラス玉が確認されたのは日本で初」
として日本経済新聞等のメディアで紹介され、
発掘・分析にあたられた会員で奈良文化財研究所研究員の田村朋美さんのコメントも記事掲載されてます。
・記事の一例
日本経済新聞 6/21 帝政ローマのガラス玉か 京都で出土、成分一致
京都新聞 6/21 古墳のガラス玉 ローマ製 長岡京、「重層」で国内初
AFP BB 6/25 古墳から帝政ローマ製のガラス玉、京都
同ガラス玉の報告(化学分析調査結果等)は、
公益財団法人 長岡京市埋蔵文化財センターサイトにて公開されています。
こちら 公益財団法人 長岡京市埋蔵文化財センター ダウンロードより 宇津久志1号墳出土ガラス製玉類科学分析調査結果資料PDFへ
長岡京市埋蔵文化財センターでは、11月の企画展にて同ガラス玉の展示を予定とサイト掲載されています。
///日本ガラス工芸学会 ///
ガラスの研究者、愛好者、制作者をはじめ、ひろくガラス全般に関わる人々からなる団体です。
会員相互の連繋、情報交換などによって、ガラス研究やガラス文化の振興をはかることを目的としています。
会の趣旨にご賛同いただける方ならどなたでもご入会いただけます。
HP 日本ガラス工芸学会 j-glass.org
コメントを残す