日本ガラス工芸学会・東京藝術大学ガラス造形研究室(共催)
第27回 日本ガラス工芸学会・研究会〔東京〕のご案内
梅雨の候、蒸し暑い日々が続いておりますが、
日本ガラス工芸学会会員の皆様におかれましては、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
恒例となりました、研究会を下記の要領で開催したいと思います。
皆様ふるってご参加いただけますよう、お願い申し上げます。
日時:2013年6月29日(土)
開場 13:00
発表(質疑応答含む)
13:30~15:00「文祢麻呂骨蔵器の造形的特質ならびに製作背景の再考」
発表者 林佳美(東京芸術大学大学院博士課程)
本発表では、8世紀初頭の基準作である《文祢麻呂骨蔵器》の造形的特質と製作背景を再考する。前者については、本作の鋳造実験の成果に基づいて技法・造形・用途の関連性から考察し、後者については、骨蔵器という用途に着目して日本の埋葬制度の変遷から考察する。これにより、従来は「技術的に特殊」な作例として評価されてきた本作を、8世紀初頭の日本における時代の要請を色濃く反映した作例として評価できることを指摘する。
休憩 15分
15:15~16:45「有線七宝とパート・ド・ヴェールの融合」
発表者 多田えり佳(富山ガラス造形研究所)
私の作品はガラスを用いて私の経験に関わる親しみのある事物を表現し、
過去の記憶を形として再現するというものである。
そこで用いるパート・ド・ヴェールと有線七宝の融合による新しいガラス胎七宝技法の特徴について述べる。
パート・ド・ヴェールのガラスとは思えない柔軟で優美な風合いと
金属線による繊細な表現の利点を融合させる発想に至るまでの過程と
我々の人生にとって貴重な記憶を形象化し、それを美術作品として半永久化する意義を検証する。
場所:東京藝術大学 上野校舎 美術学部(地図の左側)第3講義室
この地図の7番の建物です
京成線上野駅、東京メトロ日比谷線上野駅、東京メトロ銀座線上野駅より徒歩15分 駐車場無
所在地:〒110-8714東京都台東区上野公園12-8
地図⑫は美術館 地図下方が上野公園です
地図および経路の詳細は
http://www.geidai.ac.jp/access/ueno.html
研究会参加について:
会員の皆様の研究会へのご参加は無料です。
非会員の方々の参加については、参加費500円を頂戴いたします。
会場の椅子準備の関係上、
ご参加になる方は前もって事務局へ
メール glassアットマークbp.iij4u.or.jp ※
あるいはFAXでご連絡いただけますよう、お願いいたします。
※迷惑メール対策のため、メールアドレスをアットマークと日本語化しています。
送信の際は半角 @ に直してご送信下さい。
懇親会について:
研究会の後には懇親会を予定しています。お一人の予算は5000円です。
懇親会に参加ご希望の方は事務局か、上記のメールアドレスに6月22日〔土〕までにご連絡ください。それ以降のキャンセルについては、実費をお支払いいただくことになりますが、悪しからずご了承願います。
以上
皆様のご参加をお待ち申し上げます。
関東研究企画委員
藤原信幸
奥野美果
山花京子
事務局 井上暁子
***********************************
Fax送信用紙
日本ガラス工芸学会
事務局 気付 (Fax 03-3700-9140)
研究企画部門宛
2013年6月29日の研究会(関東)に参加いたします。
参加者氏名______________________________
参加者連絡先_____________________________
懇親会へは(参加します・参加しません)
通信欄:
以上
///日本ガラス工芸学会 ///
ガラスの研究者、愛好者、制作者をはじめ、ひろくガラス全般に関わる人々からなる
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