会員各位
2014年2月1日
新春の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、日本ガラス工芸学会では来る3月1日土曜日に学会員による発表会を行います。
今回の年会は「ステンドグラス特集」として、吉田淳一会員と田辺千代会員の2名が発表いたします。詳細については以下をご覧ください。
皆様ふるってご参加くださいますようお願い申し上げます。
日時:2014年3月1日(土) 開場13:00
第1発表 13:30~15:00(質疑応答を含む)
田辺千代 「日本のステンドグラス」
キリスト教の伝来とともに日本に渡ってきた色板硝子は木造の粗末な小屋からはじまった。硝子そのものが貴重であった時代、光を透過させて降りそそぐ色硝子の揺らぎは、祈りの場を気高く、密やかさとあいまって、色硝子の持つ役目を充分果たした。
視覚を通して心を捉えた色硝子は、少しずつ形を変えて日本の風土に受け入れられる素地を積み重ねていった。和館付き洋風建築という独特の日本家屋には深い軒が残されていた。軒を通して射し込む光はやわらかな面の光であり、西洋建築の高い窓からスポットライトのように振り下ろす光とは違う、陰影にとんだ作品群が日本のステンドグラスである。
休憩 15:00~15:20
第2発表 15:20~16:50(質疑応答を含む)
吉田淳一
「府県庁舎の近代建築とステンドグラス-旧岐阜県庁舎と大阪府庁舎本館-」
今回取り上げる旧岐阜県庁舎と大阪府庁舎本館は、大正後期を代表する鉄筋コンクリー造の近代建築庁舎であり、ステンドグラスを有した現存するものである。庁舎建築の文献資料を探していく段階で、埋もれていた新出資料がいくつか出てきた。このことによって、今まではっきりと分からなかった公共建築におけるステンドグラスの在り方と製作者が判明したことを報告する。
場所:日本硝子製品工業会 地下会議室
〒169-0073 東京都新宿区百人町3-21-16
日本ガラス工業センター 最寄駅 JR新大久保 徒歩5分
なお、会場入り口のドアはセキュリティーの関係で、発表開始時間を過ぎると中から施錠されます。できるだけ開始時間までにご入場下さい。
なお、開かない場合は、ドアに貼ってある電話番号を呼び出して下さい。
参加ご希望の方は座席準備の都合上、
あらかじめご一報いただけますとありがたく存じます。
メールでご連絡の場合は研究企画山花
(yama_egyあっとまーくhum.u-tokai.ac.jp)までご連絡いただけますよう、お願いいたします。
FAXをご利用の方は以下の申し込み票を事務局へお送りください。
(迷惑メール対策 あっとまーくを@へ変更してください)
研究企画委員一同
***********************************
Fax送信用紙
日本ガラス工芸学会
事務局 気付 (Fax 03-3700-9140)
研究企画部門宛
2014年3月1日の年会に参加いたします。
参加者氏名______________________________
参加者連絡先_____________________________
通信欄:
///日本ガラス工芸学会 ///
ガラスの研究者、愛好者、制作者をはじめ、ひろくガラス全般に関わる人々からなる団体です。
会員相互の連繋、情報交換などによって、ガラス研究やガラス文化の振興をはかることを目的としています。
会の趣旨にご賛同いただける方ならどなたでもご入会いただけます。
HP 日本ガラス工芸学会 j-glass.org
当ブログでは会員の皆さまからの情報を御待ちしています。
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