2014年11月15日(土)。快晴のもと、
第一回「日本ガラス工芸学会大会」が
東京理科大学神楽坂キャンパス1号館17Fで開催されました。
多岐にわたる発表・作品の展示と様々な意見交換や質疑応答が行われ、盛況のうちに終了しました。
中井会長より、開催の準備を進めてこられた皆さんへの御礼の言葉で閉会となりました。
当記事では、大会の様子を写真にてご紹介します。
(撮影は、中井泉会長、実行委員の林佳美さん(東京藝術大学大学院美術研究科博士課程)他の皆さんです)
A発表(口頭発表 4件) 10:05~12:05
10:05~10:35 A-O1 「新沢千塚出土のガラス碗とガラス皿はどこから来たのか ―化学分析による起源推定―」
○阿部 善也1,四角 隆二2,中井 泉1 (1東京理科大学,2 岡山市立オリエント美術館)
10:35~11:05 A-O2 「中国春秋戦国時代から漢代におけるガラス管珠の様相」
○小寺 智津子 (日本学術振興会特別研究員)
11:05~11:35 A-O3 「古代ガラス玉の製作技法に関する研究 -熔解ガラスから直接作る技法」
○島田 守
11:35~12:05 A-O4 「ダイアモンドポイント彫刻の技術的発展に関する一考察」
○武田 靖 (北海道大学)
A発表(ポスター発表 8件) 13:15~15:45
A-P1 「ガラス製多曲長坏に関する基礎研究 ―ボストン美術館所蔵ガラス製八曲長坏の調査報告―」
○林 佳美 (東京藝術大学)
A-P2 「ファイアンス製シャブティの白華法による復元実験」
○佐藤 史峰 (東海大学)
A-P3 「大阪今城塚古墳出土古代ガラスに関する考古化学的研究」
○柳瀬 和也1,松﨑 真弓1,井上 曉子2,中井 泉1 (1 東京理科大学,2 東海大学)
A-P4 「エミール・ガレのガラス作品の化学的研究」
○和泉 亜理沙1,阿部 善也1,中井 泉1,小林 宏子2,池田 まゆみ2 (1 東京理科大学,2 北澤美術館)
A-P5 「博物館収蔵ローマガラスの化学組成分析による起源推定」
○内沼 美弥1,阿部 善也1,四角隆二2,中井 泉1 (1 東京理科大学,2 岡山市立オリエント美術館)
A-P6 「日本およびインド出土の古代ガラス玉に関する考古化学的比較研究」
○澤村 大地1,松﨑 真弓1,柳瀬 和也1,上杉 彰紀2,Ajit Kumar3,中井 泉1 (1 東京理科大学,2総合地球環境学研究所,3 ケーララ大学)
A-P7 「明治東京における硝子製造業組合の成立と発展」
○井上 曉子 (東海大学)
A-P8 「古代エジプトのガラス・セラミック生産における金属リサイクル」
○大越 あや,阿部 善也,中井 泉 (東京理科大学)
B発表(ポスター発表 6件) 13:15~15:45
B-P1 「品川硝子なう」
○吉岡 律夫1,畠山 耕造2 (1 日本ウランガラス同好会,2 妖精の森ガラス美術館)
B-P3 「日本ガラス工芸協会の活動報告」
○藤原 信幸 (日本ガラス工芸協会)
B-P4 「G.E.N (Glass Education Net) の活動報告」
○佐々木 雅浩 (G.E.N)
B-P5 「 『ガラスの鼻煙壺 ―清朝の嗅ぎたばこ入れ―』展のご紹介」
○齊藤 晴子 (町田市立博物館)
B-P6 「富士山のガラス器」
○富樫 亜人 (東洋佐々木ガラス株式会社)
C-3 「菌類のかたち 『小文間の植物シリーズ』」 藤原 信幸
招待講演 「Stanislav・Libensky&Jaroslava・Brychtova」
ギャラリー活動を通して… 仲摩 マサ枝 16:00~17:00
余話。
///日本ガラス工芸学会 ///
ガラスの研究者、愛好者、制作者をはじめ、ひろくガラス全般に関わる人々からなる団体です。
会員相互の連繋、情報交換などによって、ガラス研究やガラス文化の振興をはかることを目的としています。
会の趣旨にご賛同いただける方ならどなたでもご入会いただけます。
HP 日本ガラス工芸学会 j-glass.org
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